仕入れた商品を全て売り捌き、なおかつ品切れのないように常時商品を提供出来るようにするのが、全ての販売店の理想です。
要は在庫管理が大切であるということですが、現実には完璧なコントロールは難しいと思います。在庫を多くすれば売れ残りが発生し、少なくすれば品切れが起こってしまいます。
仕入れを控えて品切れを承知で最低限の利益を確保するという消極的な方法を取るか、在庫を抱えることを承知で最大限の利益を狙うという積極的な方法を選ぶか、その選択に迷う場面も出てくると思います。前者はダメージが少ない選択ですが、結果として顧客の信頼を失い、売り場の活気を削ぐことになりかねません。
無計画な仕入れはいけませんが、ある程度の在庫は覚悟して、なおかつその余剰在庫の処分を事前に考えておくのが、結果として最もベターではないかと考えます。余剰在庫の処分にはセールという方法があります。ですが同じ店舗で極端に価格差を付けて販売するのは、こちらも顧客の反発を招く結果になるでしょう。
そこで検討したいのが余剰在庫の買取やリサイクルです。最近ではジャンルを問わず専門の業者がサービスを展開しています。これらの業者を事前に確認しつつ仕入れ計画を立てることが大切と言えます。